中学県総体男子団体優勝

7月24日（日）、笠松運動公園で総体県大会が開催されました。
大会10日前、顧問の佐藤先生が体調不良で10日間練習に参加することができず、顧問不在の状態で大会に臨むことになりました。
磯原中学校からの要請で、本クラブが大会までの期間、練習を見ることになりましたが、やはり顧問不在は精神的にダメージが大きかったです。
大会前、3年女子の藁谷さんは、このような現状を打破しようと、前にも増して手本となるような熱の入った練習をしてきました。
しかし、段違いの2回宙返りの着地を失敗してしまい、足首を捻挫。
得意の床と跳馬（ツカハラ跳び）ができなくなってしまいました。
また、2年生の加倉井麻優さんも、3年生の藁谷さんに花道を、と痛めている腰に無理をいって練習してきましたが、大会直前、腰をカバーし過ぎていたために床の着地で膝を痛めてしまい、チームから外れてしまいました。

その様な中、1年生の大友咲邪さんは、茉央さんが参加できない、床と跳馬でしっかりとカバーすることができる選手ということで、大会直前にチームに入ってきました。
本番は、女子全員が藁谷さんのためにと、溌剌と試合運びをしてきました。
また、個人で参加した小野さんも冬場の練習がきちんとできていたので、新人戦とは違う選手のような演技をしていました。

男子団体は優勝を勝ち取ることはできましたが、地区大会の時と違い、ライバル校の3番手の選手の成長が著しく、チーム力も磯原中を圧倒していました。
磯原中もライバル校も細かいミスはあるものの、順調に試合展開し、このままでは2点近く離されての2位になってしまうのでは、という思いがよぎりましたが、ライバル校のエースが最後の床で大きなミスをしてしまい、結果、0.55の僅差で優勝することができました。
この後は佐藤先生も復帰しますので、今回の反省を生かして関東大会に臨んで欲しいと思います。
個人で出場した鈴木くんは得意の床は安定した演技をし、あん馬もきちんと通すことができました。
岩間くんも、直前まで鉄棒が不安定になってしまいましたが、本番は見事に決めるなど、試合強さが感じられるようになりました。

大会結果