茨城県代表選手試技会

3月27日、妻里体操クラブ体育館で「茨城県代表選手試技会」が開催されました。
この試技会は、本来なら3/26～28に大洗総合体育館で行われる「全国体操小学生大会」がコロナの為、中止になってしまい、しかも今年から「いばキラＴＶ」でのYouTubeでの配信も行えなくなってしまったので、茨城県の強化部がせっかく選抜されたのに発表の機会がなくなってしまった、特に小学6年生で体操を辞めてしまう選手には申し訳ないという思いから、全国体操小学生大会の代替試技会として、男女で午前と午後に分けるという形で開催してくれました。

本来なら男女各12名の選手が全国出場ということで、試技会にも参加するところですが、コロナの影響で練習が出来ない選手や次の目標に早い段階で切り替えた選手がいるので、参加自由ということでの開催でした。
当日、男女各9名の参加でしたが、前日、家族のコロナ関連で急遽参加出来なかった女子選手が２名いました。せっかく準備をしてきたのに本当に可哀想でした。参加した選手は、この試技会に参加出来なかった選手の分も、チーム茨城として、持てる力を十分に発揮しなから演技していました。

本クラブからは、蛭田悠煌くん（6年）、関智基くん（6年）、金沢優羽さん（5年）、立子山穂華さん（3年）が参加しました。
立子山さんは2週間前、平均台のバク転で足の指を骨折してしまい、この試技会は段違いのみの参加でしたが、4人全員が現時点での最高のパフォーマンスをしてくれました。
関くんは進学する中学校が遠くの学校になってしまったため、本クラブ員としては最後の演技でしたが、得意の床を中心に、精一杯演技していました。
また、体操協会理事長の計らいで、リオオリンピック金メダルリストで茨城県出身の山室選手が応援にかけつけてくれ、試技会に花を添えてくれました。

試技会結果

最後に、この試技会のため、コロナ禍で色々と制限のある中、会場を提供して下さった妻里体操クラブの会沢先生、公務で忙しい中、審判で駆けつけてくれた先生方には心より感謝しております。
選手たちのために本当にありがとうございました。